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宮崎県における口蹄疫の疑い事例の8例目、9例目及び10例目の確認並びに第2回口蹄疫2010年04月28日
農林水産省発表 報道資料 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の8例目、9例目及び10例目の ○ 本日、家畜伝染病である口蹄疫の疑似患畜を確認しました(8例目、9例目及び10例目)。 ○現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。 農場の概要 8例目 宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(2例目の農場から北東約2km) 9例目 宮崎県えびの市(1例目の農場から南西約70km) 10例目 宮崎県児湯(こゆ)郡川南(かわみなみ)町(1例目の農場から南東約6km、 2~5例目の農場から南東約3km)
経緯 8例目及び9例目 (1)4月27日(火曜日)朝、8例目の農場関係者及び9例目から相談を受けた開業獣医師より、口蹄疫様の症状(流涎(りゅうぜん)等)を示す牛がいるとの通報があったことから、宮崎県が立入検査を実施し、同日夜に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。 (2)本日朝、PCR検査(遺伝子検査)の結果、8例目については5検体、9例目については4検体において陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(8例目及び9例目)。
(1)4月27日(火曜日)朝、10例目の農場の職員が、口蹄疫様の症状(水疱(すいほう)等)を示す豚がいることを確認したため、宮崎県が同日夜に検体を(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。 (2)本日朝、PCR検査(遺伝子検査)の結果、5検体の陽性を確認し、口蹄疫の疑似患畜と判断しました(10例目)。 (3)宮崎県は、飼養豚全頭の淘汰を実施しています。
今後の対応 (1)今回の発生を受け、直ちに第2回口蹄疫防疫対策本部(本部長:赤松農林水産大臣)を開催し、隣接県全域での全額国庫負担による消毒薬散布、発生農場における迅速な殺処分等の防疫措置を支援する獣医師などの増員等を決定しました。 (2)第2回口蹄疫防疫対策本部の決定を踏まえ、宮崎県とともに、引き続き、発生農場における殺処分等の防疫措置・関連農場の清浄性調査を迅速かつ的確に実施します。 (3)都道府県及び国内関係者に対し、改めて異常家畜の早期発見・防疫対策の徹底を指示します。
その他 (1)口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、仮に感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体には影響ありません。 (2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100428_1.html お問い合わせ先 消費・安全局動物衛生課
担当者:伏見、嶋﨑 |